帰ってきた!タダシおじさんのサモサ

特進文系3年1組

インドの大衆スナックの代表、サモサは、インド料理店では必ず定番メニューに登場する。
パリパリの皮を頬張ると、茹でてつぶし、スパイスやハーブで味付けしたジャガイモの、柔らかな口当たりを楽しめ、誰もが愛するサモサ。
サモサの起源はイラン高原にあるとされ、ペルシア語で三角形を意味する「サンボサグ(Sanbosag)」という宮廷料理が語源であるというのが通説である。
古くは紀元11世紀のペルシア人歴史家(Abul-Fazl Beyhaqi)の手による文献に登場、挽き肉やナッツ、ドライフルーツなど贅沢な食材を使用したサンボサグが、後に「パールシー(Parsi)」と呼ばれることになるインドへの移住者をはじめ、世界各地に広まっていった。
サモサがインドに到達すると、宮廷料理としての高級感よりも、菜食主義者でも手軽に食べられるスナックとしての性格が色濃くなり、ジャガイモをベースに、コリアンダー、コショウ、キャラウェイシード、ショウガなどの各種スパイスを組み合わせた世界初のファーストフードとなっていった。
サモサをこの機会に1度食べてみてください!

場所:第一校庭